スティーブ・ジョブズ(2013)

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2013年 アメリ

監督:ジョシュア・マイケル・スターン

出演:アシュトン・カッチャー / ジョシュ・ギャッド / アーナ・オライリー / ダーモット・マローニー / マシュー・モディーン / J・K・シモンズ / ルーカス・ハース

 

いま公開中のダニーボイルじゃないほうのやつです。

 

先に言っておくと僕はアップル信者である。自宅のパソコンはiMacだし、仕事ではMacBookを使っている。移動中の音楽はiPodを使い、携帯電話はiPhoneだ。会社で支給されている仕事用の携帯電話もiPhoneである。

僕の生活を支配していると言っていい。もはやアップル製品がない生活は考えられない。それくらい依存している。ちなみにいまこのブログもiPhoneを使って文字を書いている。

アップル製品が増えるたびに僕の生活は劇的に快適に変わった。ジョブズは天才だ。彼の信念や美学には感銘と影響をうけている。尊敬する人物だ。

 

この映画はアップルの創業者スティージョブズの伝記映画。

iMaciPodiPhoneを生みだしたアップルの顔であるスティージョブズとは一体どんな人だったのかって内容。

 

ティージョブズは天才だ。しかし人間的にはクズだった。天才すぎてクズ。

 

なにかが欠落しているんだけど、凡人にはわからない。見ている方向が人と違うんだろう。極端な完璧主義者。合理主義。超絶頑固。わがまま。理不尽。協調性は一切皆無。逆らう者は即解雇。たとえ友達だろうと使えなければ無能だと首を切る。

完全な独裁者。やばい。超怖い。

 

しかし、どんなにジョブズが人間的に欠落していようと、美しいデバイスを世に残したという功績は彼の信念によるものである。もしも、ジョブズが完璧主義者じゃなかったら、iPhoneiPodiMacも生まれなかったかもしれない。

 

そして、この映画で一番印象に残ったシーンが、共同創業者のウォズが退社する別れのシーンだった。悲しくて涙が止まらなかった。

 

ティージョブズは歴史に残る偉人だと思う。敬意を称します。