バットマン

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1989年公開 アメリ

監督:ティム・バートン

出演:マイケル・キートン / ジャック・ニコルソン

 

僕はバットマンの映画はノーラン監督のダークナイト以降から入ったニワカです。

なので比較対象はどうしてもダークナイトになってしまうので、特に「ジョーカー役はヒース・レジャーが最強。」ということが頭から離れない。

そんな先入観なので、過去のものをさかのぼって見るのはちょっと億劫でもある。どうしても時代が古いと表現がチープになるのは仕方ない。比べるのも野暮だ。バットマンシリーズは過去に何作もあるのでどこから手をつけていいのかも分からない。

ただ今作は、監督がティム・バートンバットマンマイケル・キートン。ジョーカーがジャック・ニコルソン。と、僕の好きな人ばかりではないかと。

 

やっぱりジャック・ニコルソンは頭おかしい。狂った役がピッタリ。ヒース・レジャーが最強と思っていたけど、ジャック・ニコルソンのジョーカーも素晴らしい。もしかしてヒース・レジャーも参考にしたのかと思うような演技の共通点がチラホラ。静かに喋るときこそ狂気を感じる演技。しかしやっぱりヒース・レ…(永遠ループにより省略)

 

そして、マイケル・キートン、僕はこの人はビートルジュースのときのあの滅茶苦茶さが大好き。ビートルジュースの一年後に今作のバットマンなので、「マイケル・キートン VS ジャック・ニコルソンって、狂った男同士じゃねえか!」という期待があった。

しかし、今作のマイケル・キートンは、おとなしい。なんならちょっとカッコつけている。似合わない。そりゃあビートルジュースのときみたいな狂ったかんじだとジョーカーとかぶっちゃうし…。狂った男はジャック・ニコルソン1人で十分だ。だけどなんだろう、このマイケル・キートンの持ち味が消えてるもどかしさ。

 

ジャック・ニコルソンのジョーカーの存在が全てをささえていたかんじがした。

あ、それって、ダークナイトと同じパターンじゃないか。