ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド

f:id:inu_suke:20150816123939j:plain

2012年公開。

レゲエの神様、ボブ・マーリーの生涯を描いたドキュメンタリー映画

 

圧倒された。

僕はボブ・マーリーのことを知らなすぎた。この映画でボブ・マーリーのことがよくわかった。ボブ・マーリーにゆかりのある家族、友人、バンドメンバーなどが、2時間25分にわたってボブ・マーリーのことを語り尽くすという内容。かなり勉強になった。

 

なんていうか、もう神。

神ですね。

 

1976年、ジャマイカは2つの政党が分裂して内戦が起こっていて、フリーコンサートを開いて平和を訴えようとしたんだけど、ボブ・マーリーはどっちの政党にも友達がいて、「どっち側の支持なんだ?」って揉めて、コンサート間際になって銃で暗殺されそうになって、胸と腕を撃たれたんだけど、コンサートで奇跡の生還!という。そのボブ・マーリーの奇跡の生還を待つために8万人の観客は5時間待ったって。

8万人が5時間…。

 

その後、ボブ・マーリーはロンドンに亡命したんだけど、1年半後、やっぱりジャマイカにはボブ・マーリーが必要だって、戻ってきてほしいと両派閥のリーダーが説得してコンサートを開くことになって、コンサートの間は休戦をすると、そしてボブ・マーリーはコンサートで、内戦中で分裂していた2大政党の党首を2人をステージに上げて握手をさせるという。

 

f:id:inu_suke:20150816133502j:plain

 

こんな命をかけて平和を訴えるために歌を歌う人が他にいるのかって思った。

ボブ・マーリーは36歳の若さで癌で亡くなってしまうんだけど、もしいまも生きていたらどんな歌を聴かせてくれたんだろう。