インサイドヘッド

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ピクサーの最新作ということで観に行った。

 

泣いた。

 

これすごい。超面白かった。こんなの泣く。ずるい。

グウの音も出ないくらい完璧なストーリーだった。さすがピクサー。監督天才すぎる。

諸手を上げて賞賛。今年の暫定1位。

と、興奮ぎみに暫定1位と勢いで書いたけど、そういえばバードマンのときも今年の暫定1位!と書いていた。 比べられない。そもそも映画を比べること自体が野暮だ。

 

頭の中の感情が具現化した話なんだけど、よくできた話だった。11歳の頭の中がどうなっているのかを見てるんだけど、見ているうちに自分と照らし合わせていって、自分が子供の頃のことを思い出して、泣いた。

 

楽しかった大切な思い出が消えてしまうのは悲しいことだ。楽しい思い出が消えないように、できれば楽しいことだけ考えていたい。でも、ときには悲しいことを乗り越えなくてはいけないときもある。乗り越えないといけないとき、もしかしたら楽しい思い出が消えてしまうかもしれない。そうやってみんな大人になっていくのかもしれない。

 

深い話だった。完璧な映画。

完全に大人を泣かせにきている。

 

 

そうなんだけど、

日本の公開用の主題歌がドリカムだったらしく、本編の前にドリカムの歌と、一般の人のチープなスナップ写真がスライドショーで流れたときひどく困惑した。

あれはいらなかった。あの映像だけは本当にいらなかった。

本編と全く関係なかった。