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映画「潜水服は蝶の夢を見る」を観た。

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この映画は、フランス版ELLE誌の編集長ジャン・ドミニクという人が、脳梗塞になり全身が麻痺してしまい、声も出せない、唯一動く左目を使いまばたきでアルファベットを合図し自伝を書くという話なんですけど、
20万回のまばたきでこの自伝を書いたという実話らしい。壮絶すぎる。

なんかね、すごく勇気が出る映画でしたよ。

冒頭から主人公視点の画面から始まり、主観の映像が続くのですが、本当に自分が病人になった気分になった。

まばたきの感じとか、視界がぼやける感じの不自由さがリアルで、もしも自分も、たった左目だけしか動かないことになってしまったらどうしようと、何度も自分の指や腕を動かし「ああ、俺はちゃんと動くな……。」と、何度も自分の体を触って確認してしまった。

せめて指の一本でも動けばキーボードが打てるのに。キーボードさえ打てるならこのブログだって書けるかもしれない。 自分の気持ちを伝えたくても、左目しか動かせないなんて辛すぎる。

その点俺はなんて健康で、なんて自由なんだって思った。好きなときにトイレにも行けるし、お菓子だって食い放題だ。なんなら今すぐこの映画を消して外にだって行けちゃう。大好きな人に会いにも行けるんだ。

だけどこの人は、左目だけしか動かせない。それなのにこんなに気持ちを伝えようとしてくれてた。

俺は自分が健康だということを改めて感謝した。
当たり前だと思っていた日常は特別なものなんだ。
せっかく動ける体をもってるんだから自分も何かやらないとダメだ。
そう考えさせられた映画でした。