映画「告白」を観てきた

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 映画「告白」を観てきました。


松たか子が教師役で教室の生徒に向かって、
「私の娘を殺した犯人がこの中にいます。」
っていう映画です。
これ、ずっと気になってたんすよ。

しかし、これ、 すげえ重かったです
重くて、固くて、冷たい感じでした。

映像の質感が全体的に黒と青のコントラストが強めで、なんかバンドのPVみたいな感じで映像がカッコ良かったですが、
「あれ……松たか子ってこんなキレイな人だっけ?」

と、 映像がキレイだからなのか、演技が凄かったからなのか、なんか松たか子が美しく見える映画でした。

とにかく松たか子が冷酷な目をするんですけど、悲しみと怒りを通り越した果ての無表情な顔が、とてもゾッとしまして。観てるとき何度か「思い出し鳥肌」をしました。あとから思い出して鳥肌が立つという。思い出し笑いっていうのはよくあると思いますが、思い出し鳥肌っていうのは初めての経験です。

しかし、皮肉にもそのゾッとする無表情の顔が、すげえ美しい顔なんですよ。
訳分かんないですよね。

途中で松たか子が、
「もう、どうでもいいわ」
って投げ捨てるように呟くシーンが印象的だったんですけど、

そういえば俺も仕事中、怒りと悲しみを通り越したとき、喫煙所とかで一人で同じ事を言ったなあとか思ったけど、
「でも別に俺は職場の人に自分の子供を殺された訳じゃないよな」
って思ったら、俺の「どうでもいいわ」なんて全然なんて事ねえなあと思い、なんか知らんけど気持ちが楽になった気がして、不思議なポジティブを貰った気がしたけど、

いや、違う違う、そんな訳ない。きっと罪悪感をぬぐい去りたいんだと思う。

 

見終わったあと、罪悪感がすごく残って凹んだ。
後味がこってりです。