シン・エヴァンゲリオン劇場版 EVANGELION:3.0+1.01

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2021年 日本

監督:庵野秀明

出演:緒方恵美 / 林原めぐみ / 宮村優子 / 三石琴乃 / 山口由里子 / 立木文彦 / 石田彰

 

シン・エヴァンゲリオン観てきました。3回目。

 

なぜ3回目かというと、1回目は公開初日にとにかくチケットが取れた映画館に慌てて観に行って、2回目は IMAXという環境で尚且ついい席で見直したんです。

で、今回3回目は、エヴァ公式が下記のようなお知らせをしたのです。

 

 

「3.0+1.01」という、カットの差し替えなど修正されたバージョンになっているというのと、入場者特典として「公式謹製36P冊子『EVA-EXTRA-EXTRA』(A4サイズ)」が貰えるんですって。

 

これは完全にチケット売るためのラストスパートをかけてきやがった。

完全に金儲け目的に違いない。

よしわかった。最後までつきあってやろうかと。特典の冊子欲しいしね。

 

この特典は、6/12(土)からなんだけど、映画館はいま事前販売を行っておらず、当日販売のみなんですって。なので深夜0時からチケット争奪戦がはじまりました。各映画館のサーバーはパンクし、全然繋がらなかった。公開初日も同じような現象が起こったんだけど、まさか同じ映画で2回も映画館のサーバーをパンクさせるとは。粘って何度も更新ボタンを押すこと約1時間、なんとかチケットを確保できたのでした。

 

それにしてもエヴァのファンの勢いはすごいと改めて実感した。

そして、ちょっと修正したバージョンと、冊子の特典を出すだけでこれだけ盛り上がって集まってくるオタク達がチョロすぎる。愛おしい。

 

というわけで3回目観に行ってきたわけですが、そういえば同じ映画を3回も映画館に行くってさすがにはじめての体験ですね。2回観に行くのは何度かあったけど、3回はさすがになかなかないですよ。

で、カットの差し替えがあったという「3.0+1.01」は、どこが変わっていたかというと、正直僕には全く分からなかった。3回目でも分からなかった。どこが差し変わっているのか、気づけなかった。僕らは庵野監督に試されているんだよ。薄々察してはいたよ。ほとんど気づかないくらいの些細な違いなんだろうなってことは。マイブラのリマスター盤かよ!ってくらいオリジナルとの違いが分からなかったよ。

 

そんなことは分かっていたし、それでもいいんだよ。それでも僕らオタクは何度も盛り上がりたいんだよ。まだまだ名残惜しいんだ。僕らはエヴァンゲリオンが好きだから。

きっとこのあとBlu-rayがセットのBoxかなんかで発売するんだろう。そしてそれも買うんだよ俺たちは。

 

そして、今回の一番の目的は書き下ろしの冊子です。

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これは嬉しい。貰えてほんとうに良かった。大事にします。

 

そして今日、映画館でとても珍しいことが起こりました。

終盤のアスカが覚醒する一番アガるクラマックスで、なぜか急に画面が真っ黒になり会場が明るくなってまさかの中断になったんです。

どうやら映画館施設の火災報知器が誤作動で鳴ってしまって、中断してしまったようです。しばらくするとスタッフの人が説明に来て謝っていました。

というレアな体験だったんですけど、一瞬なにが起こったかわからなくて、庵野秀明のぶっ飛んだ演出かと思ってしまった。庵野ならやりかねないなって。

 

3回目でも楽しかった。

そして、3回観てもやっぱ話がさっぱりわからん。

だけど、今日ひとつ大事なことに気がついた。カヲルくんって碇ゲンドウのクローンだったってことなんですね。なんで今まで気がつかなかったんだろう。