椎名林檎 (生)林檎博'18 -不惑の余裕- in さいたまスーパーアリーナ 2018.11.24(Sat)

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椎名林檎のライヴを見に行ってきた。

場所はさいたまスーパーアリーナ

今回のツアーは20周年アニバーサリーなんですって。改めて20年って数字すごいですよね。僕は椎名林檎のライブは、3年前のフジロック以来で、単独では初めてだったんすけど、それはそれはプレミアムな1日になりました。圧巻のライブに圧倒されました。

ステージ上はバンドと、ステージの前方の下の部分にオーケストラがいる構成だった。まるでヴェスパタインツアーの頃のBjorkのセットみたい。

 

情報量が多すぎて消化できてないんですよね。息つく間もなく立て続けに芸術的なものが飛び交っているので全てを見逃すまいと目で追うのに必死だったんす。あまりにも芸術的なもんで目に嬉しいというか。ステージのデカいスクリーンのVJの映像がカッコよくてですね、デザインが素晴らしくて、リンゴのモチーフが色々変化しているビジュアルとか、カラーコードの色見本をそのままレイアウトして色彩を表現してるのが面白かった。ステージの演出も見たいんだけど、なにより林檎さんの立ち姿が目が離せなくって、目も耳も忙しかった。

 

衣装や髪型が曲ごとにすげえいっぱい変わって、色んな姿に変身していた。最初に出てきたときの白いドレスに王冠を被っていたのがカッコよかった。あの王冠すげえいいなあ。ちっちゃいオブジェにして部屋に飾りたい。衣装はどれも可愛かったし、長い髪のときは、デビュー当時の頃の椎名林檎みたいだった。「椎名林檎みたいだった」って、どっちも本人なんだけど、椎名林檎って見るたびに毎回印象が変わるから、3人くらいいるんじゃないかって思っていたし、実在してないのかとも思っていたんすよね。椎名林檎というキャラクターがファンタジーすぎて。漫画のなかの世界のキャラクターのような。そういう憧れの存在なんですよ。(ちゃんと上手く言えてますかね?)

 

ゲストも豪華で、RHYMESTERMummy-D浮雲エレカシ宮本浩次、レキシの池田貴史と、豪華すぎてフェス感というか年末感がすごかった。

とくにエレカシの宮本さんが出てきたときの会場の盛り上がりが凄くて、完全に持ってかれた。もちろん「獣ゆく細道」のデュオを歌ったんですけど、

 

 

この曲、本当にやばいです。一体なにがどうなってこんな曲が作れるんだろう。こんな強烈な個性の天才2人がぶつかり合っているというのに、なんで殺しあわないで融合しているんだ??殺しあわないどころか椎名林檎ワールドになっている凄み。

椎名林檎の音楽ってもう「椎名林檎」っていうジャンルなんだと思う。誰も到達していないどこか見えない場所へ上り詰めてしまっているのかもしれない。

とにかく「すげえカッコイイ」って、語彙がどんどんシンプルな感想になってしまうんすよ。なんか、つべこべ言いたくなくなってしまうというか。グウの音も出ないほどひれ伏してしまっている状態。(思考停止)

 

最後にMCで活動20周年について話していて「私はいままでお客さんを選んで活動をしていました。いままで応援してくれて、今この場所に集まってくれたお客さんは私が選んだお客さんということですよね?」というようなことを言っていて、すごく腑に落ちたというか。説得力のある話だなと思った。

確かに、椎名林檎はデビューから、いままで全くブレていないし、媚びずにカッコいい音楽を作り続けているんすよね。椎名林檎に影響を受けた人ってすげえいっぱいいるし。きっと想像も絶するような苦労もあったと思うけど。

 

本当にカッコ良いライヴでした。とにかく圧巻だった。