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森山直太朗15thアニバーサリーツアー『絶対、大丈夫』@神奈川県民ホール 2017.3.4

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森山直太朗のコンサートを見に行ってきた。

15周年のアニバーサリーということで、いま全国ツアー中らしい。3/4の神奈川県民ホールに行ってきた。

 

僕の座席は3階席の一番後ろだったのだけど、会場全体を上から俯瞰で見下ろす感じで、若干遠かったけど見やすかったので快適だった。

客層は9割が女性。お年寄りから小さな子供まで年齢層は幅広かった。

 

オープニングはステージに薄い幕が覆っていて、幕にVJを投影し、まるで映像の中に森山直太郎が立っているような幻想的な演出からはじまった。Sigur Rósみたいでカッコイイ。

 

バンドは、ギター、ベース、ドラム、ピアノ、シンセ、バイオリン、チェロ、という編成で、メンバーは曲によって別の楽器を持ち替えたり、森山直太郎もたまにアコギも使ったり。バラエティ豊富だった。

 

なんだけど森山直太朗の歌声が素晴らしいので、直太郎の歌だけですべて成立しちゃっている。やっぱり彼は「さくら(独唱)」のような曲が持ち味なので、バックの演奏はよりアンビエントなほうが、彼の歌声が際立って映える。

 

もちろんバンドサウンドの曲も素晴らしいし、”さくらだけの人”って思っているわけではない。ただ、直太郎の歌声だけをもっと聞きたいって思わせてしまうからなのだ。歌声が素晴らしすぎるというジレンマ。

 

そういう意味では、「生きてることが辛いなら」という曲が真骨頂の完成形なのかもしれない。

 

歌声の緩急で涙腺を震わせてくる感じ。圧巻だった。

 

その2曲は代表曲でもあるし、もちろん僕もそれを聴くのが楽しみに見に行ったってのもあったけど、森山直太郎の音楽はそれだけじゃないというか、シリアスだけじゃなく、楽しい曲もあるんだなって。

 

その際たるものが、「うんこ」という曲なのかもしれない。表題のとおり、うんこについての歌なんだけど、この曲がめっちゃシュール。

 

こんな歌を大真面目に歌う森山直太郎のセンス。後半のストリングスが大げさであればあるほど哀愁が増す。

こういうユルさがあるからこそ、「さくら(独唱)」や、「生きてることが辛いなら」がますます際立つし、泣けるのかもしれない。ズルい。

 

あと、「坂の途中の病院」という曲もシニカルでとても気に入りました。

 

それと、前半わりとアップテンポの曲から始まったので、一階席(全席指定席)のお客さんは立ち上がって見ていたのだけど。中盤のMCのとき、直太郎が「このタイミングで一度みなさん座りませんか?」「きっとこれで良かったと思う筈です!あのとき座って良かったと思う筈!」と、客を座らせた。

きっとお年寄りも来ているからという配慮なのだろう。森山直太郎のファン層は割と年齢層が高い。客も一度立ち上がったら座るタイミングを失う。本人から言ってもらったほうが丸く収まる。僕はこういう細かい心配りに好感を持った。直太郎、お前いい奴だな。

 

基本MCが面白い、彼の人間性が面白い。独特な笑いのセンスがあると勝手に思っている。バンドのメンバー紹介のとき、それぞれ名前を呼んだあと一言なにか添えていて、例えば、バイオリンの人が唯一女性だったので「カワイイ〜!」という風に。

しかしなぜかそのあとのチェロの人のときは、「サイコパス〜」って言っていたのが、自分的にツボだった。なぜ彼だけサイコパス呼ばわりなのかとジワジワと面白かった。その説明もなくさりげなく流されてるのもシュールだった。

 

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会場に、ツアーグッズとして、カレーのスパイス(左)と、カレーせんべい(右)が売っていた。この左のスパイスは、森山直太郎本人が調合したこだわりのカレースパイスで、右のせんべいはそのスパイスの味のせんべいだという。

 

カレーせんべいだけ食べたのだけど、これがめちゃくちゃ美味かった。スパイスがしっかりと効いていて、一度手を出したら止まらない中毒性があった。そういえばこんな風にしっかりと本格的なスパイスが効いているカレーせんべいってありそうでなかなか無い。これコンビニとかで売ったらバカ売れするんじゃないかと。

 

カレースパイスも、今度カレー作るときに使ってみたいと思う。めっちゃ楽しみ。

 

森山直太郎のコンサート、楽しかった。