読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

バカリズム「類」@草月ホール

f:id:inu_suke:20160626222612j:plain

バカリズムの単独ライブを見に行ってきた。

 

いま、バカリズムのライヴはチケットが2分で完売するほど取りにくくなってるんですって。

 

いやあ面白かった。めっちゃ笑った。

 

ということくらいしか書けない。

だって、お笑いを説明ってできなくないすか? お笑いのどこがどう面白かったとか言葉で説明するのって野暮すぎやしませんか??

 

でも言いたい。バカリズムのライブめっちゃ面白かった。ってみんなに自慢したい。

なので、頑張って感想を書いてみたいと思う。

 

バカリズムの単独ライヴは、全編一人芝居。舞台上はたった一人だけ。セットもシンプルで、基本ほとんどなにも置いていない。

お笑いというか、舞台の芝居を見に行く感覚に近い。一人で二人役を交互に演じるときもあれば、一人で見えない相手に喋ってるだけのときもある。

その、見えない相手が、本当にもう一人いるかのような錯覚になるほど、演技がリアル。演技が細かい。シチュエーションのディテールが細かすぎる。下手な舞台俳優より演技が細かいかもしれない。

シチュエーションがリアルなので、引き込まれる。現場で見るとさらに引き込まれる。それはテレビやDVDでは味わえない臨場感がある。話し相手のもう一人になった気分になる。参加している錯覚になるのだ。

「『想像にお任せします。』という人がウザい」というクダリがあって、「お前のために想像力を使いたくない。」というセリフがあったのだけど、

 

想像力を刺激されるライブだと思った。

 

だって、目に見えないもう一人の人が、確かにいるように見えたし、そこには無い筈のちゃぶ台とカップラーメンも見えた。映像が浮かんだ。何も無い舞台なのに。バカリズムの一人の動きや演技だけで映像が確かに浮かんだ。

 

モテない男が妄想で嫁をつくり妄想で結婚する。という話があって、男の妄想がエスカレートしてゆくのだけど、

第二形態に変身したバカリズムは宇宙空間に飛んで行ったし、ラスボスに放った弾は隕石のように炎をまといドラゴンになった。僕の想像ではそう見えた。たぶん第二形態はエスタークドラクエ4の)みたいなビジュアルな筈だ。なんの説明もないけど、きっとそういう映像だったに違いない。

みんな、誰かが妄想で書いた小説やドラマで感動したり、泣いたりするでしょ? だったら妄想の嫁と結婚したっていいじゃないか。という話なんだけど、

もしかしたら、フィクションというもの自体を皮肉った話だったのかもしれない。他人の「想像力」のことを考えるという壮大なテーマなのかもしれない。なにを言ってるかわからないかもしれないけど、そういうことだった。

 

あと、基本スタンスが「リア充爆発しろ」というモチベーションなのがとても清々しい。腹がよじれるほど笑った。また見に行きたい。