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ルーム

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2016年 カナダ

監督:レニー・エイブラハムソン

出演:ブリー・ラーソン / ジェイコブ・トレンブリー

 

7年間小屋に監禁されている母親と息子の話。息子は5歳で、父親は母親を誘拐して監禁した犯人だという。

テーマが重い。あらすじだけ聞くとなんて胸糞な話かと思ったが、そうではなかった。ハートフルなヒューマンドラマだった。

 

息子のジャックは小屋の中で産まれて、小屋から一度も外に出たことがない。小屋のなかが世界のすべてだった。外の世界を知らない子供が外に脱出して世界を知るという話なんだけど。

 

僕はこの映画を見ている間、自分の自由さを再確認した。自分は自由に外に出歩けるし、帰る家もある。コンビニに行けばアイスクリームも売ってる。大好きなオモチャで遊び放題だ。なんなら今すぐこの映画館を出て好きなところに行くことだってできるのだ。というか好きなところに行けるからいま映画館に来てるんだった。ああ、なんて自由なんだ。当たり前のことは特別なことだった。

 

とにかく子役だった。

子役のジェイコブ・トレンブリーくんがとにかく可愛い。天使すぎ。全米のショタコンが泣いた。この子ばっか目で追っていた。10年後彼がどんな俳優になっているのかが非常に楽しみだ。この子はスターになる(確信)

 

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そして、子供目線での子供の気持ちの描き方が素晴らしい。そういえば自分も子供の頃、家の中が世界のすべてだと思っていた。見るものすべてが新鮮。そんな子供の頃に戻った気分になるジュブナイル映画だったのだ。

 

映画を観終わって映画館を出て外にでたときに、見慣れた風景がいつもとちょっと違って見えた。世界がいつもより広く感じる余韻に浸りながら家に帰った。