タクシードライバー
1976年 アメリカ
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ / ジョディ・フォスター
いわずと知れた不朽の名作。
ロバート・デ・ニーロのカッコ良さを鑑賞する映画。
とにかく主人公のトラヴィスがダメ男すぎてすごい。女の子と上手く付き合えない。仕事もつまんない。街は薄汚れたクソみたいな世の中だ。リア充爆発しろ。みんな死ねばいいのに。
と、厨二病をこじらせたアスペがストーカーからサイコパスになってパンクに〜
「反社会的」を集めすぎて数え役満。
ぼくがかんがえたさいきょうの主人公状態だ。
この主人公の最もズルいところは、後半で第二形態の変身を残しているところである。「変身」もまた男子の憧れだ。その変身して覚醒したトラヴィスが異常にカッコイイ。
この映画の公開が1976年ということは、ちょうどパンクロックが全盛期の時代で、この映画がパンクスタイルを助長させたのかもしれない。トラヴィスがパンクそのものにしか見えない。彼の立ち姿は後世にどれほどの影響を与えたのか計り知れない。