2014年 イギリス
監督:ジョン・リドリー
出演:アンドレ・ベンジャミン / イモージェン・プーツ
ジミヘンを追ったドキュメンタリーというか、ジミヘンを取り巻くグルーピーとの話が中心。ジミヘンはモテまくってるんだけど、近づく女はどいつもこいつも頭の悪いビッチばっかだ。という映画。
だけど、キース・リチャーズの元恋人のモデルのリンダ・キースは知的で魅力的な女性だった。リンダ・キース役のイモージェン・プーツさんがとても可愛い。
あと、ジミヘン役のアウトキャストのアンドレがすごくジミヘンに雰囲気が似ていていい感じ。
それくらいです。この映画は。
というのもこの映画、ジミヘンの遺産を管理する団体から楽曲を使用する許可が降りなかったため、カバー曲を使用しているらしい。演奏シーンなどの音も別の人が再現したプレイなんですって。
それってミュージシャンの伝記映画として致命的。演奏シーンでジミヘンのプレイをみんなが驚くシーンとか全然説得力がなかった。音が違ったら全く意味が無い。
ジミヘンの当時の恋人も「彼は穏やかな性格で暴力をふるうことなど一度もなかった」とこの映画を否定しているらしい。
事実との食い違いがいくつかあるようだ。誤解をまねく映画かもしれない。