スライ・ストーン
2015年公開
監督:ウィレム・アルケマ
スライ・ストーンの壮絶な人生を20年近く追ったドキュメンタリー映画。
スライ・ストーンは、スライ&ザ・ファミリー・ストーンのフロントマンで1969年にウッドストックに出演したり、1994年にはロックの殿堂入りした存在で、ジミヘンやマイルス・デイビスなどと肩を並べる大スターである。
しかし、薬で何度も逮捕されたり、90年以降は表舞台から姿を消して、あげくはマネージャーにお金を騙しとられて、ここ数年まではホームレスのような生活だったって。
その波瀾万丈の振り幅のギャップが激しすぎて、一般人の僕には想像も絶する人生だ。
不思議だと思った。ここまでのスターなんだから、印税だけで一生セレブな生活なのかと勝手に思っていた。スターは不幸にはなってほしくない。スターはスターらしく豪遊してくれないと夢も希望もない。
現在は裁判に勝ち、お金が戻ってきた。いまも曲を作り続けているという。
よかった。スライは引退したわけじゃないんだね。
スライがまだ生きていて音楽を続けているというのが希望だと思う。できれば来日してフジロックとかに出て欲しい。フジロックでスライ&ザ・ファミリー・ストーンが見たいなあ。叶うかどうかはわからないけど、それくらいの夢はもっていたい。