スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐

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2005年 アメリ

監督:ジョージ・ルーカス  

出演:ユアン・マクレガー / ナタリー・ポートマン / ヘイデン・クリステンセン

 

アナキンが哀れすぎる。

アナキンがダメ男すぎて呆れた。ダークサイドに落ちたのも自業自得じゃん!結局パドメが死んだのもアナキンへの失望だったわけで、そもそもアナキンがもっとしっかりしていればこんな大惨事にはならなかったということだとすると救いがなさすぎる。

パドメのアナキンへの「あなたが分からない。」の台詞がすべてを代弁している。

彼はなにに怒っていてなにに怯えていたんだ。俺も分からない。

 

アナキンがダースベーダーになる経緯を知るのが今回の3部作の目的だったので、4以降を知ってる前提で、なんとなく理由は察するじゃないすか、エピソード3を見るまでは。愛する人を失った悲しみや怒りで理性を失うのかなって。だからてっきりパドメが死んで、もしくは殺されて「No-----!!!!!!」っていう展開がくるのかと思っていた。しかし、「パドメが死ぬかもしれないから、俺がすごい力を手に入れて守る。」という段階でダークサイドに落ちてしまった。

 

エピソード2で母親が死んで悲しい。←分かる

母親同様にパドメも死ぬ夢を見てパドメが心配。←まあ分かる

俺はジェダイをやめるぞぉぉぉ!!!ジョジョォォォォ!!!! ←わからない

 

いや理由は分かる。しかしまだ早い。まだ早いぞ!アナキン!!ダークサイドに落ちるタイミングってもっとカタルシスがあってからじゃないのか。

「ダークサイドには人を生き返らせる力がある。」とか皇帝にそそのかされたけど、それだって確信がない段階だし、それを鵜呑みにするのは軽卒すぎる。パドメが死んでからそれを言われたらその気になるかもだけど、パドメまだ死んでないじゃん!…というかアナキンが殺したようなもんだったし。ほんとうに救いがない。

それが悪役としての運命だと言われればそれまでだけど、僕はエピソード6でダースベーダーを見直して、好きになっていたので、このエピソード1、2、3のアナキンでだいぶ失望した。

 

オビワンに対する憎しみもよく分からない。出世できないのはオビワンのせいだ!みたいにずっと言ってたけど、ただのわがままじゃねえか!

 

とか言いながらも、3は1と2よりは格段に面白かった。最後までハラハラした。

この流れでエピソード4もまた見たくなってしまった。やっぱり4だ。4が今すぐ見たい。結局エピソード1、2、3はエピソード4のために作られた映画だし。なんだかんだエピソード4が最高傑作だったということが改めて分かった。こうやって人はエンドレスにスターウォーズを繰り返し見るのかと。

 

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