ホテル・ルワンダ

2004年公開　南アフリカ映画

この映画、日本では公開する予定がなかったらしい。

映画評論家の町山智浩氏が日本での公開をラジオや雑誌で訴え、ファンである同志が署名運動を行ったりして、日本での公開が実現したらしい。

そんな話を知ったからには見なければいけないと思った。

1994年に南アフリカのルワンダで、100万人以上の人が虐殺されるという内紛が起こっていて、そんななかで1200人もの難民をホテルに匿ったホテルマンの実話をもとにした映画。

僕はこの映画を見終わって、言葉を失った。こんな悲惨なことが実際に起こっていたことにショックを受けた。

ただ単純に、人と人が殺しあうなんてやめてほしいと思った。争うのは勝手だけど、関係ない人を巻き込むのはやめてほしい。理不尽すぎる。ふざけんな。

とか思ったのだけど、自分ではどうすることもできません。「世界が平和に！」とか大それたことは言えません。自分は無力です。

だけど、この映画を見て考えることはできる。

この映画を人にすすめたくなる気持ちがわかった。