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FUJI ROCK FESTIVAL '15_7.24 Fri(1日目)

FUJI ROCK フェス 音楽

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フジロックに行ってきた。

今年は3日間とも行った。テント泊で。

直前になって台風が直撃するかもとかいう不安要素が浮上し、今年は大雨かと覚悟したが、結果的に3日間とも快晴という。むしろ記録的なくらいの猛暑だった。

 

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前日に作ったてるてる坊主が効きすぎたようだ。晴れすぎた。本当に暑かった。台風とはなんだったのか。

 

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行きはツアーバスで行った。

金曜日の朝、4時に起床。5時に家を出て、新宿から6:20発のバスで苗場に向かった。

数回サービスエリアで休憩しながら、たしか10:00くらいに苗場に到着。

 

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早速チケットとリストバンドを交換し、事前に配送しておいたテント一式をヤマト便で受け取る。

 

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キャンプサイトでテントを建てて、なんだかんだ落ち着いたのは12:00をすぎていたと思う。

 

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テントを建てるとき死ぬほど暑かった。もう汗だくだ。テントを建てたという満足感で「いやあ今年のフジロック楽しかったねえ」と、終わったみたいな気分になった。まだ入場もしていないけどしばらく休憩をした。焦る必要はない、まだ初日だ。3日間ある。

 

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ひとまずキャンプサイトで売っていたカレーを食べる。野菜が美味しい。

 

13時くらいに入場し、まずはレッドマーキーに向かった。

 

 

RED MARQUEE 14:00〜

THE DISTRICTS

2009年結成のアメリカのバンド。

アークティックモンキーズとかリバティーンズみたいなリバイバル系なかんじ。こういう系統のバンドは「ボーカルの声が良い」というのがすべてであって、あとはエッジのきいた鋭くタイトでノイジーなギターはジャックホワイトを彷彿としてうんぬんかんぬん。

つまり、とってもエモかった。とにかくボーカルが良かった。

 

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 スペアリブ(単品)

これを持ってグリーンステージに戻って、食べながらアウルシティを見よう。

 

 

GREEN STAGE 14:50〜

OWL CITY

2012年のフジロックで見たとき僕は「エレクトロを期待してたら意外とロック色が強くてなんかあれだった。」と、奥歯になにか挟まったような煮え切らない感想だったのだけど、前回より音が厚くなっていた気がする。

よりコールドプレイやU2に近づいた貫禄を見せていた。

サビのフルコーラスを「みんな歌って!」と、マイクを向けて丸投げしてきて合唱を欲しがる感じとかまさにコールドプレイみたいなんだけど、日本の客は英語が分からない人が多いので、フガフガした合唱になってしまうので、過度の「カモン!」は、コールドプレイですら気まずい空気になる諸刃の剣だぞ!って思った。

 

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木道亭 16:20〜

栗コーダービューティフルハミングバード

木道亭という林の中にも小さなステージがあって、そういえば木道亭でライヴって見たことなかったから行ってみようという軽い気持ちで立ち寄った。

この人達のこと、全然知らなかったんだけど、ピタゴラスイッチの曲を作った人だった。「やる気のないダースベーダーのテーマ」とか「ジョーズのテーマ」とかみんなが知ってる曲のカバーで心を掴まれ、メンバーに渋さ知らずオーケストラやDATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENの人がいるらしく、途端に説得力が増したと思ったところで「カントリーロード」のカバーで目から汗が出てきた。

思いもよらぬところに感動があるのがフジロックの面白いところだと痛感した。

 

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木道亭の、林の中というロケーションはとにかく素敵で、行き交う人がどんどん足を止めて入りきらないほど人が集まっていた。

 

 

FIELD OF HEAVEN 17:10〜

KITTY,DAISY & LEWIS

キティーとデイジーとルイスの3兄弟のバンドらしい。音楽一家の家庭で、幼い頃からビンテージ楽器に囲まれて育ったサラブレッドなんですって。

驚いたのが、3人ともコロコロと楽器のパートをローテーションして、3人ともドラムも叩くし、ギターもピアノもボーカルもみんなが順番に全部をやるという。3人ともマルチプレイヤーなのが面白いと思った。

キティがドラムのときはパワフルなリズムになり、デイジーがドラムのときはやけにバスドラを強調したタイトなリズムになるし、ルイスのドラムはジャジーだったり、見てて飽きない。

1940年代あたりのオールディーズやカントリーっぽい雰囲気のバンド。

そして、途中でジャマイカのトランぺッター、エディ・タンタンがゲストで出てきて、タンタンが加わったとたんスカになるという。底が深い。

 

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WHITE STAGE 18:00〜

BOOM BOOM SATELLITES

ブンブンは僕がフジロックに行くたびに出演しているイメージ。そしてなんだかんだ毎回見てしまう。相変わらず海のような轟音で、キレのあるグルーヴだった。

ボーカルの川島さんが最後にグッズのタオルを広げて、ステージの上からお客さんと記念撮影をし、そのタオルを客に投げていた。

「川島さんは昔は尖っていて無愛想だった。あんな満面の笑みでタオルなんか投げる人じゃなかった。ずいぶん丸くなった。」とのことらしい。

川島さんが元気そうでなによりだと思った。

 

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ホワイトステージからグリーンステージへ。

 

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暗いところでジンギスカン丼を食べる。

 

 

RED MARQUEE 20:00〜

MANNISH BOYS

斉藤和義中村達也によるユニット。

2011年のときジプシー・アヴァロンという小さなステージでやったので、人が集まりすぎて見に行ったのに姿を見る事もできなかったので、リベンジも兼ねて見に行った。

どうやらそのときよりももっとバンドっぽくなっていて、一見ユルくやっているようだけどとんでもない。個々のキャリアの片鱗が見え隠れするのが面白かった。特に中村達也のドラムは、シンプルに叩いてるように見えて、さりげないオカズがちょっとブランキーっぽかったりして血が騒ぐ。

 

 

GREEN STAGE 21:00〜

FOO FIGHTERS

ボーカルのデイヴ・グロールが6月にライヴ中にステージから転落して足を骨折をしてしまい。まさかフジロックキャンセル!?と心配されたが、ギブスで椅子に座ってなんとか出演してくれた。

デイヴは、ステージ中央にマッドマックスばりのゴツい椅子を設置し、王様のように座って「ファッキンフジロック!!!!」と客を煽りまくり元気いっぱいだった。デイヴが元気そうでなによりだった。

途中で、弾き語りしながらモニターに骨折した瞬間のライヴ映像を流し、転落する瞬間「ワァーーーオォォ!!!!!!! シット!!!!!!!!」と叫びながら転倒シーンを何度もリピートして解説したり、骨折のレントゲン写真をモニターに映して骨折の詳細を説明していて笑った。骨折を自虐ネタにしてみんなで笑って、デイヴは本当にいい奴だなって思った。デイヴがキャンセルせずに来てくれて本当に良かった。

デイヴ・グロールの豪快な力技でねじ伏せられ、すべてもってかれた。

どうなることかと思ったけど、ある意味貴重なライヴだったのかもしれない。

 

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このあと、苗場温泉という苗場プリンスホテルが解放してくれている温泉に入りにいく。今回は3日間テント泊だ。風呂に入らないと体がもたない。

きっと長蛇の列なんだろうと覚悟するも、意外と20分も待たずに中に入れた。しかし服を脱いで中に入って愕然とした。中にも行列があったのだ。全員全裸で洗い場の順番を待つという。全裸で行列に並ぶその様はまるで囚人。みんな手首にリストバンドをしているのでますます囚人っぽく見える。狭いスペースでみんな肌が触れ合わないように注意しながら列に並ぶという。みじめだ、なんという屈辱か。

一瞬躊躇したのだけど、それよりも風呂に入りたい。開き直って全裸で行列にならんだ。羞恥心という感情が崩壊した瞬間だった。大体いまさらどんなプライドがあるっていうんだ。細かいことを気にしてたら損をするだけだ。

並んだ果ての温泉はめちゃくちゃ気持ちがよかった。気持ちよすぎて馬鹿になってしまうんじゃないだろうか。

 

 

PYRAMID GARDEN 00:30〜

ハナレグミ

ピラミッドガーデンというキャンプサイトの中にある、小さなステージでハナレグミが深夜にライヴをするという。今回は僕はピラミッドガーデンにテントを建てたので、風呂上がりの寝る前にタカシの歌が聴けるという特権を手に入れていた。

贅沢すぎる。

夜のテントサイトという独特な静かな空間で、ハナレグミの歌が苗場の森や山に響いていた。ギターの弾き語りだったんだけど、声が伸びたときに山に跳ね返って山びこが響いたとき、この人の歌のスケールの大きさを実感した。

ゲストに大宮エリーRADWIMPS野田洋次郎クラムボン原田郁子が出てきて、セッションとかやりだして、なんかもうすごいことになった。なんか4人はもともと友達らしい。

みんなお酒飲みながら酔っぱらってて、ゆるーい感じで4人とも自由に喋ってて、ハナレグミとみんなでキャンプして遊んでる気分になった。

風呂の帰りにビールを買っておくべきだったと後悔した。

最後に、「洋次郎君が作ってくれた曲をやって終わりにします。」と言ってやった曲がすごくいい歌だった。永積タカシが歌うと野田洋次郎が作った曲もハナレグミになるんだなって思った。原田郁子野田洋次郎がコーラスで入ってきて、“いい歌声の代表”みたいな人達の声がいっぱいで、なんかもうすごかった。

 

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そのあと、この日は2:00くらいにテントで寝た。

まだ初日だからしっかりと寝ておかねばならぬ。

 

2日目につづく。