ドッグタウン
2005年公開のアメリカ映画。
70年代のアメリカ西海岸のドックタウンという街が舞台。スケートボードの新しいスタイルを生んだZ-BOYSという3人組の実話を元にした話らしい。
Z-BOYSの中心メンバーであるステイシー・ペラルタが本作の脚本で、トニー・アルバ、ジェイ・アダムスが演技指導をしていると。
内容は、
「俺たちのスケボー最高にクールでイカしてるぜ!有名になって女にモテて最高だぜ!」
っていう映画だった。
彼らはスケボー界の伝説なんですって。
それまでのスケボーって直立で滑っていたんだけど、低い姿勢でまるでサーフィンのように躍動する滑りは当時驚かれたという。
スケボーを滑るシーンがとにかく躍動感があったのだけど、役者も役作りのためにスケボーを相当特訓したらしい。スタントマンの起用は極力少なくして信憑性を高めることにこだわったと。カメラマンが実際に一緒に滑りながら撮影することで、実際に自分も滑ってる感覚になったり、すごくリアリティのある映像だった。
そして、サーフショップのオッサン役にヒース・レジャーが出てたんだけど、ヒース・レジャーが頭ひとつ存在感が際立っていた。
あと、最後のエンドロールで、すごくいい曲が流れてると思ったら、Sparklehorseという名義の横にfeat. Thom Yorkeという名前があって震えた。僕の知らないトムヨークの仕事をこんなところで発見するとは。