映画「幕が上がる」を見た

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主演は、ももクロの5人。

監督は、踊る大捜査線本広克行監督

 

公開初日の舞台挨拶付きを、池袋HUMAXシネマズに見に行った。

座席が最前列という神席だったので、ももクロが舞台挨拶で出てきたとき至近距離だったので緊張した。取材のカメラがたくさん入っていて、客席もいっぱい撮影されたので、僕の姿も映り込んでいないかハラハラした。三宅アナも来ていたのでめざましテレビに映ってしまったかもしれない。ちょっと恥ずかしい。

 

映画がはじまっても舞台挨拶の余韻が残っていてしばらく気持ちがフワフワした。

 

高校の弱小演劇部が全国大会を目指し奮闘するんだけど、心の葛藤や、成長していく過程が中心の内容だった。その成長や葛藤の部分がどうしてもももクロの活動と照らし合わせて見てしまう。

目標に向かってがむしゃらに頑張っている姿は、僕のようなオッサンには眩しすぎる。自分は高校生の頃はこんなに頑張ってなかった。やり残したこともいっぱいだし、後悔もいっぱいだ。

あの頃やっておけばよかったとか、いまからじゃもう出来ないとか、後悔したり夢を諦めるのは淋しいことである。

僕はもう30代で、自分が10代の頃見ていた夢とはだいぶズレてしまったけど、あの頃やれなかったことが今なら出来るかもしれない。今からでもまだなにか自分にも出来ることがあるかもしれない。つべこべ言わず自分ももっと頑張ろう。

そんな前向きな気持ちになれる映画だった。

 

映画が終わってロビーに出たら、ポスターにももクロのサインが書いてあった。(上部写真参照)このサイン、映画が始まる前は無かったらしい。舞台挨拶後、僕らが映画を見ている間に書いて行ったと思うと、粋なことをするなあと思った。