パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち

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最近、取り憑かれたように毎日のように映画を見ている。

過去に見落とした名作を回収しているのだ。

「あの映画、まだ見てないんだけど見ないとなあ…」とずっと言い続けていた映画が腐るほどある。言うだけでは一生見ないで終わる。新しい映画はどんどん作られていく。キリがない。見たいと思ってはいたけど結局見なかった名作が僕にはまだまだたくさん残っている。出来る限り見ようと思った。それで最近毎日のように映画を見ている。もしかしたら死期がせまっているのかもしれない。現世に悔いが残らないように時間が許すかぎりなるべく見ようと思う。

 

パイレーツ・オブ・カリビアンもそんな見ていない名作のひとつだ。

恥ずかしながらパイレーツ・オブ・カリビアンの1作目を今日初めて見た。パイレーツ・オブ・カリビアンを見ていないって、「マカロンっていうお菓子、一度も食べた事ないんだよね。」って言ってるのと同じくらいヤバいということは自覚している。面白い事は分かっていた。面白くない訳がない。保証された面白さ。しかしなぜかずっと手をつけていなかったのだ。公開当時大ブームになってるとき、完全にブームに乗り遅れたのだ。

 

「今日は映画が見たい気分だな」ってときTSUTAYAに行って映画を選ぶときに、何度も何度も手に取ってはいた。その度に「今更パイレーツか…ベタすぎじゃない?」とか言って別の映画を選んでいた。当時若かった自分は「ベタなものは退屈」と勝手に決めつけていた。ひねくれたマイナー主義者だった。奇をてらった刺激を求めていた。

その考えは間違っていた。多くの人が面白いというものは面白いものが多いのだ。

馬鹿野郎!つべこべ言わず素直に今すぐパイレーツ・オブ・カリビアンを見やがれ!!と、過去のスレた自分にパイレーツ・オブ・カリビアンのDVDを顔に押しつけたい。震えるほど面白かったから。

次はハリーポッターを見ようと思う。