真実の行方

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ここ数日、エドワード・ノートンにハマってしまい、ファイトクラブアメリカンヒストリーXと立て続けに見た後に、この映画に辿り着いた。

この映画がエドワード・ノートンのデビュー作らしいのだけど、完全に主役のリチャード・ギアを喰ってしまった。

 

法廷もののミステリーなんだけど、とにかくエドワード・ノートンの演技がストーリーのカギとなっていて、クライマックスで彼の顔の表情の変化でこの映画の結末に意味が生まれるという。固唾を飲んでエドワード・ノートンに注目をするラストシーンがとにかく脱帽だった。

 

リチャード・ギアの甘いウインクと対比するように、エドワード・ノートンの不敵な笑みのウインクが、リチャード・ギアを喰った瞬間だったと僕は感じた。

まるでフランク・シナトラのマイウェイという甘い歌をピストルを乱射しながら歌うシド・ヴィシャスのようだった(全然関係ないけど)。