僕もFacebookを利用してるけど、人間関係に疲れるときもあるし、便利だけどあんまりどっぷりハマりすぎないように心がけている。
この映画はFacebookの創設者マーク・ザッカーバーグを描いたサクセスストーリーなんだけど、ザッカーバーグ自身が人間関係に疲れ果てている気がした。
Facebookって人間関係を繋ぐサービスなんだけど、当のザッカーバーグの人間関係はこじれまくっていた。人間関係をこじらせながらFacebookを作ってるんすよ。友達と交友を広げるためのものを作るために友達をどんどん失っているんです。皮肉なことに。
彼は友達が欲しかったんだと思う。だけど、ずっと孤独に見えた。Facebookが大成功して巨万の富を得たけれども、友達と金のことでモメてばっかなんすよ。
そもそもFacebookを作ろうとしたキッカケは、フラれた女の子を見返してやるというモチベーションだったんだけど、そこに「Facebookって便利なんだけどなんか疲れるんだよね」という理由が改めて分かった気がした。
フラれた女の子が自分が作ったFacebookを利用してて、その女の子にフレンド申請するんだけど、承認を待ちながらひたすらずっとリロードを連打するシーンを見て、淋しさというか、ザッカーバーグの闇を感じた。