映画「くそガキの告白」を見た

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キングオブコメディ今野浩喜主演の映画「くそガキの告白」をDVDで見ました。

この映画、2012年に公開されたんだけど映画館で見逃してしまって、レンタルを待ってたらなかなかDVD化されなくて、マイナーすぎてレンタルとかしないのかと思ってたら今月の12/3にようやくDVDが発売になったんですよ。このタイムラグはインディーズだからなのかどうかは分からないけど、発売までにいろいろ苦労があったのかもしれない。

DVD化を待っていたというのと、キンコメの今野が映画初主演という期待もあり、そこそこハードルが上がった状態で見た訳ですよ。

 

率直な感想は、キンコメの今野がいないと成立しない映画だと思った。

今野オンステージ。今野オブ今野。今野を見る映画。

キンコメのファンなら必須。コントのときのあのふてぶてしい今野の演技がたっぷり楽しめるのが見所だと思った。

周りの俳優陣が弱いと感じるほど今野のキャラが際立って見えた。

 

主人公は映画監督志望なんだけど全く芽が出ずにくすぶっていて、「こんなクソみたいな人生なのは自分の顔がブサイクだからなんだ」と自暴自棄になりながらも女優志望の女の子に恋をする。っていうお話なんだけど、30過ぎて半分ニートみたいな生活をおくりながら夢にすがって、コンプレックスを爆発させて情緒不安定にキレまくっているんすよ。

どうしょうもなくクソみたいな男なんだけど、いや、自分も20代の頃夢を追いかけていた頃を思い出して多少は思い当たるふしもあったので、あんまり人のこと言えないなあとも思うのだけれども、それにしてもこの主人公はクソだ。タイトルの通りまさにくそガキだ。

夢を諦められないから大人になれないのか、大人になるには夢を諦めなくてはいけないのか、でも、女の子を好きになるのはクソガキにだってできることじゃないのか、夢も諦めずに女の子を好きになったっていいじゃないか。とか。

しかし、夢と恋愛をごっちゃに考えると人は自分勝手になりがちだ。いろいろ見失ってクソみたいな男になってしまいがちだ。

そんなことをジワジワと考えさせられる胸の奥がヒリヒリする映画でした。