映画「シロメ」を見た

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ももいろクローバーがまだ「Z」がついてない頃の初主演映画。

一応ジャンルはホラーなんだけど、フェイクドキュメント映画。簡単に言うとドッキリ企画もの。ももクロの6人を悪い大人達が騙して肝試しで脅かすという内容。

 

ももクロは映画だと知らずに、テレビ番組の撮影だと思い込んでいるので、カメラがあってもなんの疑いもせずに、番組を成立させようと頑張るという。

その怖がらせるホラー演出が結構リアルで、信憑性がある作りなので、10代の少女達にはだいぶ酷な挑戦だったと思う。

あまりにも怖がっているので見ていてだんだん可愛そうになっていくのだけど、ももクロのひたむきに頑張る姿に胸を打たれる。

 

とある廃墟に「シロメ様」というバケモノが住んでいるという都市伝説があって、そのシロメ様にお願いごとをするとどんな願いも叶うという。それをももクロが調べにいく。ももクロがシロメ様にする願い事は、「紅白歌合戦に出演する」ということ。

その廃墟が普通に怖い。しかも夜に行くのだという。

怖すぎてみんな泣いてるんだけど、付き添いの霊媒師に「これ以上先には進めません。」って言われて、もうみんな絶望的な空気のなかで、リーダーの百田さんが、不安そうな顔から、決意の顔に変わって、「みんな行こ?」って先頭を歩き出すところとか、「私、紅白出たいもん!」って言いながら先に進んで行く姿がひたむきすぎて泣ける。

これはホラーではなくて、ももクロのヒューマンドラマだった。少女達の夢を叶えたいという純粋な気持ちがいっぱい詰まっていた。

大人達に騙されて、困難に立たされて、逃げ出したいほどの不安になるのだけど、それでも私紅白に出たい!と言う強い意志で前に進むという。

それはまさにももクロが今まで歩んできたヒストリーそのものではないのかと。

僕はこの映画は、ももクロが紅白の出演の夢が叶ったあとに見たのだけど、すごく感慨深くなった。彼女達の「紅白に出たい!」という気持ちがこんなに真剣だったということがよくわかる映画だと思った。