500日のサマー

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この映画、普通のラブストーリーかと思いきや、冒頭から「これは二人の男女が出会う話だが、前もって断っておくが恋物語ではない。」という始まりかたで、心をグッと掴まれた。
恋物語じゃないんかい」と、

じゃあどんな話なんだろうと興味が沸いた。

トムは恋愛に運命を信じて幻想を抱いている草食系で、サマーは恋なんて絵空事で運命なんて信じない現実主義という二人の話で。
トムがサマーに恋をした500日間の話ということらしい。

確かに僕はこの映画を借りるとき、DVDのジャケットのサマーを見て可愛いと思った。どんな映画かも分からずにサマーが可愛いという理由で借りたと言ってもいいくらいだ。

いわば僕もサマーに一目惚れをした訳で、みごとにトムに感情移入してしまった。

とにかくサマーが可愛い。

ちょっと破天荒な所とか、ほっとけない感じとか、ロックが好きだという趣味にも共感した。

この映画、音楽の選曲がとても素晴らしい。ところどころで音楽の話のネタが頻繁に出てきて、この映画を作った人はロックが好きに違いないと思った。

まずこの二人が出会ったキッカケが、お互いスミスが好きだということとか、
トムがカラオケを歌うシーンで、ピクシーズを歌っていたのには感動した。
ちなみにサマーはナンシーシナトラのSugar Townを歌っていた。「シュシュッ♪シュ~♪」のところがたまらなく可愛いかった。

と、サマーに恋をしてしまう映画だった。