ソラニン

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映画「ソラニン」を観てきました。

この原作の漫画、好きでした。

僕は昔バンドを組んだこともあるし、そのとき付き合っていた彼女とボロいアパートで同棲をしたこともある。だからすごくこの漫画に共感もした。
そんな甘酸っぱい青春というか、黒歴史を思い出させる漫画。

胸の奥がじんわりとチクチクさせる漫画なんですよ。

 

しかし、漫画が原作での映画化はどうしても劣化しちゃうパターンが多い。
なので今回の映画化はすごく嬉しかった反面、ガッカリするのが嫌でなかなか観に行けなかった。原作が好きすぎて映画を観に行くのが怖かった。
 
しかも音楽が題材だと、読んでるときの想像の音と違ったりしたら余計ガッカリする。

しかしとうとう観に行ってしまった。なんか「映画公開そろそろ終わるかも」って思ったら、急にソワソワしてしまった。

で、感想を結論から言うと、


号泣でした。


もう、話の内容全部知ってる筈なのに涙が止まらなかった。
これ、漫画読んでなくて話知らないまま観たら相当やばいんじゃないかと思った。

原作の漫画を読んだときは泣きまではしなかった、しかしなぜか映画では泣いてしまった。原作を超えたのかもしれない。


そして、バンドの演奏の音に相当気合いが込められてる映画だと思った。俺が漫画を読んでいたときに頭の中で鳴っていた想像の音よりももっとリアルで、もっと泣ける音でした。

観に行って本当に良かった