映画「カート・コバーン アバウト・ア・サン」を見た

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27歳の若さでこの世を去ったニルヴァーナのボーカル、故カート・コバーンドキュメンタリー映画

カートの肉声で、いままで語られなかった彼の本音が聞ける映画。

本編では彼の姿は写真でしか出てこない。彼が生まれ育ったシアトルの街の風景や関連の写真がスライドショーのように流れるような構成。

映画としてはカートのファンしか興味がないのかもしれない。もしかしたら、カート自身もこんな映画を作られるのは嫌に思うかもしれない。金儲けに利用されるのはウンザリだと言うかもしれない。

彼は自殺をしたことで神格化される存在になった。「俺は崇拝される存在なんかじゃないよ。」と彼自身の肉声で言われた気分になった。

ニルヴァーナが大好きな僕には胸が締め付けられる内容だった。本当に繊細な人だったんだなあと改めて感じた。