スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け

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2019年 アメリ

 監督・脚本: J・J・エイブラムス

出演: キャリー・フィッシャー / マーク・ハミル アダム・ドライバー / デイジー・リドリー / ジョン・ボイエガ / オスカー・アイザック / アンソニー・ダニエルズ

 

今作でスターウォーズシリーズがついに完結ですって。

いいのか、ほんとにこんな終わり方で。

今回の新3部作は蛇足だったんだろうか。こんなことなら6で終わってた方がよかった。7はたしかに面白かった。7には新しい期待があった。しかし8の失速でモヤモヤし、今回の9で8の失速をカバーしているうちによくわからなくなって、最後はドーーン!!と力技で全てを吹っ飛ばして強引に終わった。

最後、二刀流で皇帝が吹っ飛んだときは笑った。今までのはなんだったんだと。

あのクライマックスの二刀流のシーンは完全にウォーズマン理論だった。少林サッカーかよ!という雑さ!

 

いや、まてよ、そもそもスターウォーズってそういう映画だったじゃないか。ストーリーなんてあってなかったようなもんじゃん、今までも。ストーリーが雑なのはいつものことじゃないか。冷静にエピソード4を思い返すと、もっと雑だったじゃん。反乱軍の作戦とかもいつもゴリ押しの正面突破の素人集団だし。アクションとかモタモタしてるし。ストーリーの粗探しをするのは野暮なんすよ。もともとこんな感じだよ。みんなスターウォーズになにを求めてたんだっけ?涙ふけよ。俺たちのスターウォーズはもうとっくに6で終わってたんだ。

やっぱり旧三部作が好きなだけなんだよ。もっと言うと旧三部作のキャラクターやメカのデザインが好きなだけだった。7のときもハンソロが出てきたときに歓喜し、ミレニアム・ファルコンが飛んだときに興奮したけど、ハンソロもルークもヨーダもレイラもいなくなり、新しいキャラ達が張り切っていて所在ない気持ちになっていた。ルークやハンソロの最後は本当にあれで良かったのかと納得ができないままなのである。

 

俺たちのスターウォーズは終わったんだ。