カメラを止めるな!
2018年 日本
監督・脚本:上田慎一郎
出演: 濱津隆之 / 真魚 / しゅはまはるみ / 長屋和彰 / 細井学 / 市原洋 / 山﨑俊太郎 / 大沢真一郎 / 竹原芳子 / 吉田美紀 / 合田純奈 / 浅森咲希奈 / 秋山ゆずき
素晴らしい。最高。めちゃめちゃ面白かった。日本映画史に残る最高傑作。
これはやばい。いやまじで。
なんかすげえ口コミでこの映画の面白さが広がっていて、連日満席なんですって。
僕は幸運にもこの映画の前情報を一切知らない状態で見ることができた。この映画のことがちょっとでも気になっているならば、いますぐこの画面を閉じてはやく映画館に行って見て欲しい。つべこべ言わずなるべく早く見に行ったほうがいい。
って、ここまで言ってしまったらもう手遅れだけど。ハードル上がりきってるけど。
これ以上はもうネタバレになったら嫌だからもう読まないで。
とにかく誰でもいいからこの映画を見た人とこの映画について話がしたい。
これは映画制作のドキュメンタリーだった。映画を作る人たちの熱い情熱が詰まった青春映画だった。これこそが映画なのか。
「映画の撮影をしている演技を撮影した映画の撮影のドキュメンタリー映画」
そんな何重にも練りこまれているので、役者も演技も実は演技の演技だったというのが相当高度な技術に思えるのだけど、アドリブにも思える。どこまでが計算で、どこまでがネタで、どこまでがハプニングなのかが分からない。とにかく全体的な熱量がすごくて、ずっとドライブしたままのグルーヴ感がすごい。開始から最後までずっとエモい。90分全力疾走したまま走り抜ける心地よい映画だった。
B級ゾンビ映画を見に来たつもりだったのに、なんで俺はこんなに熱くなっているんだろう。
エンドロールが特に感動した。ワンカットを撮影してるカメラマンとスタッフの動きがカッコイイ。
最高の映画でした。本当に面白かった。もう一回映画館で見に行きたい。