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乃木坂46 5th YEAR BIRTHDAY LIVE 2017.2.20

音楽

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乃木坂46 5th YEAR BIRTHDAY LIVEの2/20の初日に行ってきた。

この日は橋本奈々未卒業コンサートなんです。

ななみんの最後の晴れ舞台を見届けようと行ってきました。

 

そして2/20は橋本奈々未伊藤万理華の誕生日でもあるし、乃木坂46が2/22にデビュー5周年をむかえるアニバーサリーライブでもあるという。

乃木坂46にとって特別な日のライブ。当然チケットは超プラチナチケットだったわけだけど、奇跡的に先行受付であっさり当選してしまった。なんという幸運。

しかも、アリーナ席。(一番後ろのブロックだけど)

 

僕はこの日を待ちわびた。とても楽しみにしていた。と同時に、ななみんが卒業してしまうからこの日は来てほしくなかった。複雑な心境だった。

 

最初に言っておくと僕は橋本奈々未推しです。

僕にとってはじめての推しメンの卒業ライブ。とうとうこの日が来てしまったわけであります。いったいどうなってしまうのかと。灰になって崩れ落ちてしまうんじゃないじゃないかと。自分が。

 

この日は2月だというのに昼間は春のような陽気だった。夕方から雨が降ったけど。帰りの夜は真冬のように寒かった。まるで僕らファンの気持ちそのままだった。

 

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場所はさいたまスーパーアリーナ。会場に到着したのは16:00頃。

会場のキャパは見切れ席もあわせて約3万5000人。

 

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5周年ということで、デビューから今までの年表が展示してあった。

 

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乃木坂46のメンバーの写真が。最近3期生が加わり47人に。

 

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メンバー47人の写真がこのようにそれぞれが一人づつパネルになって展示してあった。

みんな記念写真を撮ったり賑わっていたのだけど、ななみんのパネルだけ異常にたくさん人が集まっていた。順番待ちの長い行列までできていた。写真を撮るだけだというのに。この写真を撮るためにそこそこの時間を並んでやっとの思いで撮った。

 

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敷地内の三角の建物が乃木坂46のロゴのデザインになっていた。お洒落だなって思った。

 

開演は18:00から。17:30くらいに会場に入場した。

 

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会場内の通路にメンバーの名前が入った旗がずらりと並んでいた。

 

僕の座席は、アリーナのGブロックだった。

アリーナのなかでも最も後ろのブロックなのでステージがほとんど見えないんじゃないかと心配だったが、端の方の席だったので意外と視界がひらけていて見やすかった。顔の判別はできないくらいの距離感だけど、会場の全貌はちゃんとわかる。

花道がアリーナの真ん中に十字に伸びていて、真ん中にも円形のステージと、一番奥にサブステージも設置してあった。サブステージからはすごく近かったのが嬉しかった。

 

18:00にライブがはじまった。

 

初っ端、橋本奈々未の卒業曲「サヨナラの意味」からはじまった。会場から「おお……!」と、どよめきが起こった。最後の締めにやるのだろうと予想していた人が多かったのだろうか。ななみんいよいよ卒業してしまうのかと実感が湧いてきた。

その思いを吹き飛ばすかのように間髪入れず「気づいたら片思い」「ガールズルール」「バレッタ」「制服のマネキン」と、初っ端から選曲がやばい。テトリスでいうならいきなり棒が5本連続で落ちてきたみたいな。普段ならライブの終盤で盛り上がる定番曲が立て続けにきたのである。今日は神セトリの予感がした。

ななみんの最後のライブを最高のライブにしたいという気持ちで会場がひとつになっている一体感に圧倒された。心地よくストイックなステージだった。カッコよくて鳥肌が止まらなかった。

 

 

そして、「偶然を言い訳にして」という曲の途中、花道の奥からななみんがまいやんと見つめ合いながら近づいて合流する何気ない場面で、ななみんの姿を見ていたまいやんが号泣して崩れ落ちていた。肩を抱き合って二人で泣いていた。

その花道は僕の席からはちょうど真横の位置で、ちょうど二人が合流するのが見える位置だった。その光景が美しすぎて僕ももらい泣きしてしまった。ああいう不意の涙には弱い。常にフロントに立っていた二人は戦友だったんだなって。序盤からこんな美しい涙を見せられては涙で枯れ果てて干からびてしまう。俺が。最後までもつのだろうか。

 

「せっかちなかたつむり」で、ななみんのパートのときのななみんコールのグルーヴがデカすぎて時空が歪んで空間が真っ白の点になったので、ななみんの歌声は一切聞こえなかった。僕も喉から血がでるほど叫んだ。

「なーなみん!!!!!!!!!なーなみん!!!!!!!!!」

 

    そして、「やさしさとは」という曲が神曲すぎる。歌詞がいまの心境に合いすぎ。やさしさってなんなんだろうと考えさせられる。どうしてもななみんの卒業の寂しさと照らし合わせて聴いてしまう。

ちょっと今日のセトリがやばすぎて頭がおいつかない。

 

サブステージにメンバーが来るたびに僕は周りをキョロキョロと忙しかった。分散されるとどこを見ていいのか分からない。そしてどこに誰がいるのかさっぱりだ。サブステージが近いからとそこばかり見てたら、横からトロッコに乗って現れたりするので気が抜けない。360度パノラマな臨場感だった。

僕の席は本当に端っこだったので、たまにしかメンバーが近くにこない。来るたびに「あっ!来た!」と、とにかく近くに来たメンバーを目で追った。サブステージに来てくれてようやく顔が誰だかわかるくらいの距離感だった。

そのなかで特に印象的だったのが、生田絵梨花だった。なんだろうかあの独特のオーラは。漫画とかアニメのキャラクターが画面から飛び出してきたみたいな感覚。ミッキーマウスがでてきたみたいな。「ああ!いくちゃんだ!いくちゃん!!」と僕の周りがザワザワした。その直後に横から白石麻衣が現れて、「うわ!まいやんだ!まいやん!!」と混乱状態だった。なんなんでしょうねあのキラキラしたこの生き物達は。ほんとに同じ人間なんだろうか。

なんの曲だったか忘れたけど、秋元真夏がトロッコに乗って近づいてきて、僕のちょうど対角線上の真正面、数メートルの距離からずっきゅんを撃ってきて、僕の目の前の視界の人たちが次々とバタバタと倒れて、僕も胸を撃ち抜かれて死んだ。

「ずっきゅん」っていうのは「あなたのハートにずっきゅん❤️」って指でピストルを作って撃つという秋元真夏の必殺技なんだけど、あの殺傷能力はんぱない。あんな近くで撃たれたら本当に死ぬから気をつけてほしい。

それにしても、このグループは選手層が厚すぎる。主役級のメンバーがゴロゴロいるエリート集団であると改めて実感した。

 

そして、本日の主役の橋本奈々未は常に真ん中にいた。女王のような風格だった。

やっぱ今日は橋本奈々未のために3万人もの人が集まってるんだなって思ったのが、みんなこっちを見て欲しいからペンライトを必死に振るんだけど、ななみんが花道を歩くと、その歩いたところがペンライトがはげしく揺れるんですよ。なにげなくちょっと歩いただけで自然とウェーブが起こってる。神なの?

ちょっと手を振るとその方向のペンライトが激しく揺れる。魔法のようだった。

まるで風の谷のナウシカ状態。「そのもの青き衣をまといて金色の野に降り立つべし失われし大地との絆がどうのこうの」

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ペンライトは緑だけど。

それにしても会場のペンライトは終日、緑一色でした。(緑は橋本奈々未のイメージカラー)ななみんへの愛を感じた。

 

今回、ステージバック席という見切れ席があって、ステージの完全に真後ろの席も開放して客を入れていたんだけど。終盤の「ハウス」という曲のとき、ななみんがそのステージバック席に現れるというサプライズがあった。

その後も、ななみんがMCでステージバック席のお客さんを気にかけて「みんなありがとう」と言ったとき、ステージの裏側からものすごい歓声が聞こえてきたのがぐっときた。その日の一番の歓声だったかもしれない。アリーナ席よりもスタンド席よりもデカい歓声だった。

 

この日はななみんの卒業ライブだけど、ななみんと伊藤万理華、二人の誕生日でもある。「生まれたままで」という曲で二人がセンターで歌い、最後にケーキが出てきた。

万理華は、今日はななみんの晴れ舞台なので「いやいや、私はいいから」と座り込んだ。「いやいや、万理華立ちなよ」と、ななみんも座り、「いやいや」「いいからいいから」と、ダチョウ倶楽部のようになっていたのが微笑ましかった。

「万理華をみんなで祝おうってみんなで話してた」と、ななみんからの万理華へのサプライズだったらしい。ああ、この暖かい空間、永久に見ていられる。

 

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最後は「孤独な青空」という曲で終わった。メンバーがはけて、会場からアンコールが。アンコールのしかたが「アンコール!アンコール!」ではなく「なーなみん!なーなみん!」だった。

 

アンコールの曲は「ないものねだり」という橋本奈々未の初のソロ曲。最初で最後のソロ曲。この曲がとても素晴らしかった。途中ななみんが間極まって泣いて声を震わせて歌が途切れたとき、会場が「がんばれー!!」という声援に包まれたけど、その後の振り絞るような歌声がエモすぎて、息をするのを忘れるくらい固唾を飲んだ。胸が苦しい。

 

そして、ななみんからの最後のお別れの挨拶と、まいやんからのななみんへの手紙が感動的だった。本当にこれで最後なんだなっていう実感が湧いてきて目の奥から熱いものがこみあげてきた。

ななみんの最後の挨拶のときの凛とした涙が美しかった。真っ直ぐな人なんだなって思う。滅多なことでしか涙を見せない印象だったから。余計にくるものがある。もらい泣きせざるおえない。

涙が出すぎたななみんは、「ティッシュありますか!?」と、「鼻をかむ音をみんなに聞かせるわけにいかない!」と、マイクを置き、背中を向けてステージの奥の隅にいき鼻をかみに行った。鼻をかんでいるななみんの後ろ姿をみんな静かに見守っている状況がシュールでちょっと笑ってしまった。

でも、ななみんのそういうところがいいところなんだなあって思う。飾らない性格なんですよね。

最後、ありがとうございましたと、ゴンドラに乗ったので、下に下がってお別れなのかと思いきや、上に上がっていったので、月に帰るかぐや姫を見送る気分になったっていうか、まじで天使だったのかもしれん。いやほんとに。

 

ああ、終わってしまった…。しばらく呆然と立ち尽くしていた。

 

素敵な卒業コンサートだった。こんな特別なライブに行けたことは本当に嬉しかった。忘れられない思い出になった。乃木坂46って素敵なグループだなって改めて思った。

ななみんは最後まで凛としていた。カッコいいなって思った。ななみん卒業おめでとう。いままでありがとう。楽しかった。幸せになってほしいと心から思う。僕も明日から頑張って生きます。